「フリッツ・ハンセン カフェ」とは、フリッツ・ハンセンの世界観をより多くの方に知っていただくため、 全国でも数少ないフリッツ・ハンセンのブランドパートナーとその近隣のカフェがコラボレーションするイベントです。私たちSEVEN STYLEは、フリッツ・ハンセン創業150周年の記念すべき年にこのイベントを特別な場所で開催したいと考えました。

フリッツ・ハンセンは世界的にも珍しいクラシックとモダンが共存した独自性のあるブランドです。
コラボレーションするにあたり、すぐに思いついた場所が「フォノン カフェルーム」でした。店内はどこかヨーロッパの雰囲気を感じさせる、北欧の街角にあっても違和感のない落ち着いた大人のための空間。
フリッツ・ハンセンの世界観を表現できるのは、音楽・飲食・家具がバランス良く調和する独創的な空間以外考えられず、今回フォノン カフェルームとのコラボレーションが実現いたしました。

会期中はフォノン カフェルームをフリッツ・ハンセンの家具・照明・雑貨で設え、フリッツ・ハンセンの世界観を感じていただけます。
皆さまも一度はどこかでご覧になったことがあるかもしれないアルネ・ヤコブセンの名作椅子「エッグチェア」「スワンチェア」もご試座いただけます。

普段のフォノン カフェルームとは違った空間で、ヤコブセンがデザインしたアントチェアに座り、美味しいコーヒーやスコーン、 そして店内に流れるNordic Jazzの心地よい音楽を楽しみながら特別な時間を体験してください。

Nordic Jazz at PHONON CAFE ROOM

会期中はフリッツ・ハンセンの故郷デンマークをはじめ、北欧Jazz中心の選曲でお楽しみいただけます。

北欧とJazz。一般にはなかなか結び付かない両者ですが、古くから数々の名盤が生まれています。
人間関係に疲弊し50年代にアメリカに渡ったサヒブ・シバブやジャズクインテット60など。皆さんも一度は耳にしたことがある（無いか・・・）プレイヤーは数知れません。

今日ではスイングのような跳ねたリズムは見られず、感情がじわりと外に出るようなリリシズム溢れる曲調が多いのが特徴。
そもそもアメリカの自由さに憧れて輸入されたJazzでしたが、演奏を重ねる中で自国の風土や演者の民族性によって変化し、今日では別モノと言っても良いほどの変化を遂げました。

これら北欧のJazzに身を委ねると、ジャンルとしてJazzであることにあまり意味が無いと思います。
「Jazzというジャンルがあるではない。Jazzという生き方があるだけ」とは名言ですが、地味でとっつきにくいとされるノルディックジャズ。少しでもご興味を持っていただけたら嬉しいです。
清々しい秋の一日、温かい珈琲とともにゆったりお過ごしください。
［ Written by Phonon cafe room ］

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